2005年 06月 28日
戻ってきた犬たち
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以前ボランティア先にいた犬が2匹戻ってきていた。どちらも私がボランティアを始めた当時、約半年前にこの施設にいた犬だ。2匹ともなかなか貰い手が現れなかったが、やっと新しい家での生活を始めることができたのだった。
半年前(左)と現在(右)のサミー。ゴールデンリトリバーMIX、5歳のオス。
半年前(左)と現在(右)のニッキ。ラブラドールリトリバーMIX、1歳のオス。
戻ってきた理由を調べてみた。サミーは飼い主の留守中に吠えて、近所から多数の苦情が来たという。それが一番の原因。
ニッキは、とにかくやんちゃで手に負えないという。猫や鳥を追いかけるし、家の中の物をかじって壊す。いまだに粗相もするという。
サミーはボランティア先の施設のなかではほとんど吠えないので、とても意外だった。留守中に吠えるということで、飼い主も対処のしようがなかったのだろうか。ニッキは前から暴れん坊だった。コマンドも聞かないし、すぐ飛び掛ってくる。まだ子供だし、なんて思っていたが、半年たっても改善しないほどひどかったのだろうか。
このボランティア先では、アダプションカウンセラーの人が、里親希望の人ととても長い時間カウンセリングをする。今までの生い立ち、なぜこの施設に来るに到ったか、望ましくない性質まで事細かに説明するのだ。実際、里親を希望しても、あっさり希望の犬を引き取ることができるケースは意外と少ない。飼い主の家庭の事情に合った別の犬を勧められることもある。私がうめこを引き取った群営のシェルターは簡単な質問事項に答えただけで、あっさり引き取ることができた。それに比べると、こんなに念入りな事前カウンセリングをするにもかかわらず、結局犬を返す人がいるのだ。ボランティア団体の努力も虚しい。
他の犬の履歴を見ても、ペット禁止のアパートに引っ越すから、とか子供がアレルギーになったから、といういかにもありそうな理由でこの施設に連れてこられた犬が多かった。人によって事情はいろいろだ。やむを得ず、とてもつらい思いで犬を手放す人もたくさんいるのだろう。しかし、一度犬を飼い始めたら、最大限の努力をして、その犬の最期まで面倒をみてほしい。犬は飼い主を選べないのだから。
今日一番のかわいこちゃん。4ヶ月のボーダーコリー。老犬が好きなので、いつも子犬とは遊ばないだが、この犬とはつい遊んでしまった。ボーダーコリーの血が入っていると思われるたまこが子犬の頃は、こんな感じだったのかな、と想いを馳せる。私が保護した時、たまこはすでに成犬だったため、子犬時代のたまこを私は知らないのだ。こんな風にかわいかったんだろうなー。
半年前(左)と現在(右)のサミー。ゴールデンリトリバーMIX、5歳のオス。
半年前(左)と現在(右)のニッキ。ラブラドールリトリバーMIX、1歳のオス。
戻ってきた理由を調べてみた。サミーは飼い主の留守中に吠えて、近所から多数の苦情が来たという。それが一番の原因。
ニッキは、とにかくやんちゃで手に負えないという。猫や鳥を追いかけるし、家の中の物をかじって壊す。いまだに粗相もするという。
サミーはボランティア先の施設のなかではほとんど吠えないので、とても意外だった。留守中に吠えるということで、飼い主も対処のしようがなかったのだろうか。ニッキは前から暴れん坊だった。コマンドも聞かないし、すぐ飛び掛ってくる。まだ子供だし、なんて思っていたが、半年たっても改善しないほどひどかったのだろうか。
このボランティア先では、アダプションカウンセラーの人が、里親希望の人ととても長い時間カウンセリングをする。今までの生い立ち、なぜこの施設に来るに到ったか、望ましくない性質まで事細かに説明するのだ。実際、里親を希望しても、あっさり希望の犬を引き取ることができるケースは意外と少ない。飼い主の家庭の事情に合った別の犬を勧められることもある。私がうめこを引き取った群営のシェルターは簡単な質問事項に答えただけで、あっさり引き取ることができた。それに比べると、こんなに念入りな事前カウンセリングをするにもかかわらず、結局犬を返す人がいるのだ。ボランティア団体の努力も虚しい。
他の犬の履歴を見ても、ペット禁止のアパートに引っ越すから、とか子供がアレルギーになったから、といういかにもありそうな理由でこの施設に連れてこられた犬が多かった。人によって事情はいろいろだ。やむを得ず、とてもつらい思いで犬を手放す人もたくさんいるのだろう。しかし、一度犬を飼い始めたら、最大限の努力をして、その犬の最期まで面倒をみてほしい。犬は飼い主を選べないのだから。
今日一番のかわいこちゃん。4ヶ月のボーダーコリー。老犬が好きなので、いつも子犬とは遊ばないだが、この犬とはつい遊んでしまった。ボーダーコリーの血が入っていると思われるたまこが子犬の頃は、こんな感じだったのかな、と想いを馳せる。私が保護した時、たまこはすでに成犬だったため、子犬時代のたまこを私は知らないのだ。こんな風にかわいかったんだろうなー。
by crazytomo69
| 2005-06-28 00:00
| 犬ボランティア