2004年 10月 20日
新しい検疫制度
|
2日前の日記で、帰国時の動物検疫での係留が心配、と書いたが、なんと2004年11月6日から犬猫等の新しい検疫制度がスタートするらしい(2005年6月6日までは移行期間)
。噂には聞いていたが。こんなに早くから実施されるとは思ってもみなかった。農林水産省動物検疫所のホームページに詳しく書いてあるが、アメリカのような指定外地域からの輸入の場合を簡単にまとめてみた。
到着40日前までに、到着予定空港(港)を管轄する動物検疫所に事前に届け出たうえで、
・マイクロチップで個体識別がされていること。
・マイクロチップを装着後、2回以上不活化ワクチンによる狂犬病予防注射(接種間隔は接種後30日を超え有効免疫期間以内)がされていること。
・2回目の狂犬病注射後、日本の農林水産大臣が指定する検査施設で狂犬病に対する抗体価の検査を受けたあと、 日本到着時まで180日間以上輸出国で待機すること。
以上の条件を満たし、その内容を記載した輸出国政府機関発行の証明書があれば、12時間の拘留となるらしい。そうでなければ最長180日間の拘留!
おぉ~、マイクロチップとはなんとハイテクな。アメリカでは一般的だが、まだうちの2匹の犬は未装着だ。万が一迷子になったときのためにも、そのうち動物病院で相談してみようとは思っていたが、こうなってはそうゆっくりしてはいられない。なにしろ、180日間の待機期間というのがあるのだ。トムはサラリーマンがゆえ、いつ突然の帰国命令が出るともわからない。辞令が出てからでは遅いのだ。とりあえず、近いうちにマイクロチップの装着と狂犬病予防接種だけは済ませておかねばなるまい。
帰国前の準備は以前の制度より大変になる気がするが、係留期間が14日から12時間に短縮されるのは犬や猫にとって本当にありがたいこと。長時間のフライトをやっと終えたと思ったら慣れない環境での14日間が待っているなんて、あまりにもかわいそうだ。私は以前、バーニーズマウンテンドッグを輸入している業者に雇われて、検疫に係留中の犬の世話をするバイトを不定期でしたことがある。普通は検疫から委託されている民間の業者に有無を言わさずお世話になるのだが、その費用があまりに高いため、業者の場合は自主管理といって犬舎だけ借りる形で世話や掃除は自分たちですることもあるのだ(自主管理は個人でも可能)。成田空港には犬舎が2つあるが、私が働いたのは第1犬舎のほう。暖房を兼ねた電球がひとつあるだけの冷たいコンクリートの犬舎で1日1回(たぶん)、水をジャージャー流して掃除する。成犬は自分なりに決めた端っこのほうで排泄しているが、子犬だとウンチまみれになっていたりする。私は輸入業者の犬しか世話をしてはいけないので、他の犬は見るだけだ。もちろん消毒はしてあるし、特別不潔だったわけではないが、いつも家の中で家族同様に犬を飼っている人にとっては、ちょっと受け入れがたい状況だ。これでも14日間の係留と空港からの運搬代で否応なしに5万くらいはかかってしまうのだから。
さて、マイクロチップとやら、2匹でいったいいくらすることであろうか・・・。
。噂には聞いていたが。こんなに早くから実施されるとは思ってもみなかった。農林水産省動物検疫所のホームページに詳しく書いてあるが、アメリカのような指定外地域からの輸入の場合を簡単にまとめてみた。
到着40日前までに、到着予定空港(港)を管轄する動物検疫所に事前に届け出たうえで、
・マイクロチップで個体識別がされていること。
・マイクロチップを装着後、2回以上不活化ワクチンによる狂犬病予防注射(接種間隔は接種後30日を超え有効免疫期間以内)がされていること。
・2回目の狂犬病注射後、日本の農林水産大臣が指定する検査施設で狂犬病に対する抗体価の検査を受けたあと、 日本到着時まで180日間以上輸出国で待機すること。
以上の条件を満たし、その内容を記載した輸出国政府機関発行の証明書があれば、12時間の拘留となるらしい。そうでなければ最長180日間の拘留!
おぉ~、マイクロチップとはなんとハイテクな。アメリカでは一般的だが、まだうちの2匹の犬は未装着だ。万が一迷子になったときのためにも、そのうち動物病院で相談してみようとは思っていたが、こうなってはそうゆっくりしてはいられない。なにしろ、180日間の待機期間というのがあるのだ。トムはサラリーマンがゆえ、いつ突然の帰国命令が出るともわからない。辞令が出てからでは遅いのだ。とりあえず、近いうちにマイクロチップの装着と狂犬病予防接種だけは済ませておかねばなるまい。
帰国前の準備は以前の制度より大変になる気がするが、係留期間が14日から12時間に短縮されるのは犬や猫にとって本当にありがたいこと。長時間のフライトをやっと終えたと思ったら慣れない環境での14日間が待っているなんて、あまりにもかわいそうだ。私は以前、バーニーズマウンテンドッグを輸入している業者に雇われて、検疫に係留中の犬の世話をするバイトを不定期でしたことがある。普通は検疫から委託されている民間の業者に有無を言わさずお世話になるのだが、その費用があまりに高いため、業者の場合は自主管理といって犬舎だけ借りる形で世話や掃除は自分たちですることもあるのだ(自主管理は個人でも可能)。成田空港には犬舎が2つあるが、私が働いたのは第1犬舎のほう。暖房を兼ねた電球がひとつあるだけの冷たいコンクリートの犬舎で1日1回(たぶん)、水をジャージャー流して掃除する。成犬は自分なりに決めた端っこのほうで排泄しているが、子犬だとウンチまみれになっていたりする。私は輸入業者の犬しか世話をしてはいけないので、他の犬は見るだけだ。もちろん消毒はしてあるし、特別不潔だったわけではないが、いつも家の中で家族同様に犬を飼っている人にとっては、ちょっと受け入れがたい状況だ。これでも14日間の係留と空港からの運搬代で否応なしに5万くらいはかかってしまうのだから。
さて、マイクロチップとやら、2匹でいったいいくらすることであろうか・・・。
by crazytomo69
| 2004-10-20 00:00
| 犬猫