2004年 10月 17日
ガラガラヘビにご用心
|
アメリカは人間のみならず動物の医療費も非常に高いということを、サンディエゴに来て初めて知った。日本にいる間は私の経済状態を考慮してか(おぉ、親孝行な娘たちよ)、定期的なワクチンやフィラリアの薬以外に動物病院にお世話になったことはほとんどない。
ところがどっこい、医療費の高いアメリカに来て以来、たった7ヶ月の間に、何度動物病院に通ったことか。すっかり行きつけの病院というものができてしまった。
最初の災難は4月半ばに訪れた。週末の夜、トムと一緒に散歩をしていたら道路から脇に入った草むらにいたたまこが突然「キュイーン」と声を上げた。左前足を痛そうに上げたまま、パタリと倒れて動かなくなった。目は開いていて意識もあるが、まったく動こうとはしない。トムが11キロのたまこを抱えて10分の道のりを歩き、なんとか家に着いたが様子は変わらず。週末の夜のなので、近所の動物病院はもちろん開いていないが、電話をかけたら留守番電話のテープが Animal ER を案内してくれた。幸いにもうちから車で10分の距離だ。急いで車を飛ばした。
診察の結果、予想通りヘビ(rattle snake) にかまれたとのこと。この界隈、春から夏にかけてはけっこう多いらしい。解毒剤やら抗生物質を打ってくれたが、予断は許さない状況と言われる。たまこくらいの大きさの犬だとヘビにかまれてから8時間以内に解毒剤を打たないと、死に至る可能性が高いと聞いた。結局 Animal ER に2日間入院したあと、近所の動物病院に移って1日過ごした。退院してからも強い痛み止めのせいで、記憶喪失になったかのように、名前を読んでもほとんど反応しない。なんだかボーッとしている。痛み止めをやめるまでの2、3日この状態が続いた。今では元通り元気になったたまこだが、そのときの医療費は約3000ドル!もちろん、「これからこういう治療をして、XXXXXドルかかるがそれでいいか」という確認は事前にある。だが、どうしてその場で頭を横に振ることができようか。それにしたって高い。高すぎる!ヘビのワクチンがあると聞いたので、あんこはそのワクチンを打ってもらった。25ドル×2回だけど3000ドルよりマシだ。
治療後、入院中のたまこ→
その後、あんこが公園で肉球を蜂の幼虫(?)に刺され、日曜日だったのでこれまた ER にお世話になった。そのときは1日で良くなったが、確か200ドル弱だっと思う。夏に猫のマルコが具合が悪くなって病院通いしたので、合計1000ドルくらい。
動物の医療費があまりに高いため、ペット用の保険に入っている人も多いらしい。日本でも最近同様の保険があるけど、加入率はどんなものだろう。結婚する前に、動物を飼ったことのないトムに「犬と猫にかかる費用ってどれくらい?」と聞かれ、「犬2匹猫1匹、食費と医療費を合わせて1年で10万円くらいだよ」と答えた私。もちろん嘘じゃなかったのよ。この7ヶ月が異常なの。でも今となっては、私以上に犬猫の虜となってしまったトムは、何の文句も言わずに高い医療費を払ってくれる。感謝、感謝。
とにかく、ヘビには気をつけよう。もちろん私たち人間だって噛まれる。春から夏は特に要注意。うちは普通の住宅地で特別山の中に住んでいるわけではないのに、このありさま。散歩のときには足元に目を光らせるようになった。
ところがどっこい、医療費の高いアメリカに来て以来、たった7ヶ月の間に、何度動物病院に通ったことか。すっかり行きつけの病院というものができてしまった。
最初の災難は4月半ばに訪れた。週末の夜、トムと一緒に散歩をしていたら道路から脇に入った草むらにいたたまこが突然「キュイーン」と声を上げた。左前足を痛そうに上げたまま、パタリと倒れて動かなくなった。目は開いていて意識もあるが、まったく動こうとはしない。トムが11キロのたまこを抱えて10分の道のりを歩き、なんとか家に着いたが様子は変わらず。週末の夜のなので、近所の動物病院はもちろん開いていないが、電話をかけたら留守番電話のテープが Animal ER を案内してくれた。幸いにもうちから車で10分の距離だ。急いで車を飛ばした。
診察の結果、予想通りヘビ(rattle snake) にかまれたとのこと。この界隈、春から夏にかけてはけっこう多いらしい。解毒剤やら抗生物質を打ってくれたが、予断は許さない状況と言われる。たまこくらいの大きさの犬だとヘビにかまれてから8時間以内に解毒剤を打たないと、死に至る可能性が高いと聞いた。結局 Animal ER に2日間入院したあと、近所の動物病院に移って1日過ごした。退院してからも強い痛み止めのせいで、記憶喪失になったかのように、名前を読んでもほとんど反応しない。なんだかボーッとしている。痛み止めをやめるまでの2、3日この状態が続いた。今では元通り元気になったたまこだが、そのときの医療費は約3000ドル!もちろん、「これからこういう治療をして、XXXXXドルかかるがそれでいいか」という確認は事前にある。だが、どうしてその場で頭を横に振ることができようか。それにしたって高い。高すぎる!ヘビのワクチンがあると聞いたので、あんこはそのワクチンを打ってもらった。25ドル×2回だけど3000ドルよりマシだ。
治療後、入院中のたまこ→
その後、あんこが公園で肉球を蜂の幼虫(?)に刺され、日曜日だったのでこれまた ER にお世話になった。そのときは1日で良くなったが、確か200ドル弱だっと思う。夏に猫のマルコが具合が悪くなって病院通いしたので、合計1000ドルくらい。
動物の医療費があまりに高いため、ペット用の保険に入っている人も多いらしい。日本でも最近同様の保険があるけど、加入率はどんなものだろう。結婚する前に、動物を飼ったことのないトムに「犬と猫にかかる費用ってどれくらい?」と聞かれ、「犬2匹猫1匹、食費と医療費を合わせて1年で10万円くらいだよ」と答えた私。もちろん嘘じゃなかったのよ。この7ヶ月が異常なの。でも今となっては、私以上に犬猫の虜となってしまったトムは、何の文句も言わずに高い医療費を払ってくれる。感謝、感謝。
とにかく、ヘビには気をつけよう。もちろん私たち人間だって噛まれる。春から夏は特に要注意。うちは普通の住宅地で特別山の中に住んでいるわけではないのに、このありさま。散歩のときには足元に目を光らせるようになった。
by crazytomo69
| 2004-10-17 00:00
| 犬猫